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2016/12/22 :: アルギン酸大玉ビーズ作製装置
!!$img1!! 「アルギン酸大玉ビーズ作製装置」を開発し販売を開始しました。これは、従来の直径5mm程度のアルギン酸ビーズに対して、直径10〜30mmのビーズを量産化する装置です。
 アルギン酸ビーズを微生物の固定担体として用いる場合、ビーズが大きい方が微生物の有効期間が長く続く場合が多いといわれています。しかし、大粒の作製にはたいへん手間がかかり、これまでは機械による量産は行われていません。
 アルギン酸ビーズは、水に溶かしたアルギン酸ナトリウムに微生物や食品添加物などを加えた混合液を塩化カルシウムなどの固化液中に滴下して作られるもので、小粒のビーズだと量産化が比較的容易とされています。例えば、直径5ミリメートル程度のイクラ様人工魚卵が市販されていますが、これはアルギン酸ナトリウムを含有した水溶液を固化液中に自動的に滴下して食品成形体を得ています。
 一方、大粒のアルギン酸ビーズは、大学などで微生物の固定担体として微生物の作用や有効性などの確認実験に用いられていますが、必要な数量を学生たちが小さな型などを用いて手作りしています。例えば、直径が約1cmになるよう調整し光合成細菌を固定化したアルギン酸ビーズは、カゴに入れられて河川の底質改善効果の確認や排水の水質浄化などの実験に用いられています。
!!$img2!! 本装置の特徴は、アルギン酸と水と原材料を混合して原材料ゾルを作る工程と、このゾルを吸引し定量送給して、指定量のゾルを指定サイクルでカットし固化液槽中で大玉ビーズにする工程を、タッチパネルで条件設定し自動的に液槽中に作り貯めていくところにあります。ビーズの大きさ(体積)や数量、また運転条件など10件の自動運転の条件設定が可能です。価格は4百万円を予定しています。
 微生物の作用に関する研究分野、ゼリー状食品の開発などの分野に勧めたいと考えています。また、ビーズの受託生産の対応も検討しています。
 日刊工業新聞電子版 《1月12日》

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2016/12/22
アルギン酸大玉ビーズ作製装置 「アルギン酸大玉ビーズ作製装置」を開発し販売を開始しました。これは、従来の直径5mm程度のアルギン酸ビーズに対して、直径10〜30mmのビーズを量産化する装置です。
 アルギン酸ビーズを微生物の固定担体として用いる場合、ビーズが大きい方が微生物の有効期間が長く続く場合が多いといわれています。しかし、大粒の作製にはたいへん手間がかかり、これまでは機械による量産は行われていません。
 アルギン酸ビーズは、水に溶かしたアルギン酸ナトリウムに微生物や食品添加物などを加えた混合液を塩化カルシウムなどの固化液中に滴下して作られるもので、小粒のビーズだと量産化が比較的容易とされています。例えば、直径5ミリメートル程度のイクラ様人工魚卵が市販されていますが、これはアルギン酸ナトリウムを含有した水溶液を固化液中に自動的に滴下して食品成形体を得ています。
 一方、大粒のアルギン酸ビーズは、大学などで微生物の固定担体として微生物の作用や有効性などの確認実験に用いられていますが、必要な数量を学生たちが小さな型などを用いて手作りしています。例えば、直径が約1cmになるよう調整し光合成細菌を固定化したアルギン酸ビーズは、カゴに入れられて河川の底質改善効果の確認や排水の水質浄化などの実験に用いられています。
アルギン酸大玉ビーズ作製装置 本装置の特徴は、アルギン酸と水と原材料を混合して原材料ゾルを作る工程と、このゾルを吸引し定量送給して、指定量のゾルを指定サイクルでカットし固化液槽中で大玉ビーズにする工程を、タッチパネルで条件設定し自動的に液槽中に作り貯めていくところにあります。ビーズの大きさ(体積)や数量、また運転条件など10件の自動運転の条件設定が可能です。価格は4百万円を予定しています。
 微生物の作用に関する研究分野、ゼリー状食品の開発などの分野に勧めたいと考えています。また、ビーズの受託生産の対応も検討しています。
 日刊工業新聞電子版 《1月12日》
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