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2013/02/14
冷房・散水など自動操作可能  高汎用性、単体で拡販
 テクノ環境機器は3月1日、電源を必要とせず、太陽熱で開閉する水用「太陽光/感熱バルブ」を発売する。太陽光発電パネルの冷却装置として開発したが、冷房や散水の自動制御向けなど汎用性が高く、単体販売に踏み切る。

 同装置は水道水の水圧だけで、まったく電源を必要としないのが特徴。バルブにかぶせた受熱板が太陽光の熱を感知。所定の温度になると、自動的にバルブが開いて通水し、温度が下がるとバルブを閉じる仕組み。当初、表面温度が70度Cを超えるとソーラーパネルの発電効率が20-30%落ちることを防ぐミスト冷却システムの部材として開発した。
 ソーラーパネルの冷却では電源不要で、水の消費量も微量なことから、パネルの付加価値を高める材料として急速に需要を伸ばしている。さらに動物園や公園、スポーツ施設、商業施設などでの微細ミスト冷却、生け垣、屋上緑化などの自動水やりなどにも用途拡大が見込めるため、バルブ単体で外販する。
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