2013/03/19 :: 鋳物砂クーラー 新機構の熱交換機
新機構の熱交換機――省スペース、省エネ、長寿命
!!$img3!!● 耐蝕・耐摩耗性の冷却パイプを採用し、また熱交換効率が高いので熱交換器本体がコンパクトで長寿命です。
● パイプはフランジを介してボールト止めされています。取り外して容易に細部の点検を行うことができます。
● フランジによってパイプの固定と同時にシールを行います。
鋳物砂クーラー パイプ取替え式サンドクーラー
!!$img2!!● 冷却パイプは2本ずつ、長方形の冷却フランジとともにクーラー本体にボールト止めされています。
● パイプは千鳥配列されています。U字管に比べて密に配列することができます。
!!$img1!!● パイプの点検や更新作業がラクにできます。
● 水冷用のパイプや空冷用のノズル穴付きパイプなどに取り換えることができます。(特許出願中)
従来の水冷式クーラーの冷却パイプは、溶接によって固定されているので細部の点検が困難なため、水垢や錆などによる突然の水漏れのリスクがありました。
そして、いちど水漏れが発生すると各部に錆びが広がっていることが疑われ、水冷パイプ取換えの難工事を避けて、水冷設備の更新や巨大な風冷設備に入れ替えるケースも生じています。
一方、新機構『鋳物砂クーラー』は、フランジを介してパイプをねじ接合しているので、冷却水パイプだけでなく、ノズル穴付きパイプを適宜配置して圧縮空気を噴射することができます。これにより、鋳物砂の流動が促されるとともに、砂粒の隙間を流れるエアによって放熱しダクト排気されます。
流動しない空気に包まれた「砂」はコンクリートブロックのような断熱構造で、また冷却水パイプの外面と砂粒とが点当り接触している面積の合計が小さいので、冷却対象としては厄介な代物です。新機構『鋳物砂クーラー』は、流動する空気によって熱交換効率を高めています。これによって本体がコンパクトで、また冷却パイプの点検を含む定期管理により長寿命化を図ることができます。
鋳物サンドクーラーのメーカー様やユーザー様からのお問合せをお待ちいたしております。